カラコンの箱やブリスター(レンズが入っているプラスチックのケースのこと)をしっかり見たことがありますか?
よく見るとブランド名やカラー名以外にも色々と記号や数字が書かれています。
DIA、EXP、BC、P(PWR)などそれぞれ大切な意味があります。
よく見る!カラコンのDIAって何?
DIA(ディーアイエー/ダイア)とはレンズの直径サイズのことです。
Diameterの略で、通常ミリ単位で表します。
カラコンのDIA(サイズ)は2つの理由で重要です。
サイズ大きい=デカ目効果あり◎
まずは装着したときの見た目に関してですが
簡単に説明するとサイズが大きいほどデカ目効果があります。
これはカラコンをつける上で重要な意味がありますよね。
サイズが小さいほどデカ目効果は低く、よりナチュラルな印象になります。
主に14.0mm~15.0mmが一般的です。
人気なのは14.2mm、14.5mmがとても多いですね!
※韓国のカラコンなどでは16mm、18mmなどの大きいサイズのものもありますが
日本では現在15mmが国内最大サイズです。
サイズと目の健康には関係性がある!?
もう一つDIAを知るにあたって大切なことは、目の健康についてです。
瞳(角膜)は酸素を取り込み呼吸をしています。
つまりコンタクトレンズをつけることによって瞳が覆われて呼吸がしずらくなっています。
DIA(レンズ直径)が大きいほど、瞳を覆う面積も大きくなり
酸欠状態になりやすいと言われています。
瞳が酸欠になると傷がつきやすくなって眼病などのリスクもでてくるので要注意!
カラコンのEXPって何?
カラコンのEXPはExpiration dateの略で
意味は未開封の状態で適切に保存した場合の保存期限のことです。
食べ物で言うと消費期限みたいなものですね。
EXPやカラコンのパッケージやブリスターに必ず記載されています。
一般的には
2017/10や2017-10のような形で記載されています。
これは「2017年の10月までに開封してくださいね」という意味です。
購入してから何カ月も経っているカラコンが家にある!という人は一度チェックしましょう。
EXPが過ぎているカラコンは残念ながら使えませんので破棄しましょう。
知ると面白い!カラコンのBCとは?
BCとは「Base Curve(ベースカーブ)」の略で
コンタクトレンズのカーブ(曲がり具合)のことを意味します。
BCの計算方法は少し複雑なので割愛しますが、
簡単に説明すると
数字が小さいほどカーブがきつく、数字が大きいほどカーブは緩やかです
眼球のカーブは人によって違うので
眼科で測ってもらいましょう。
実はソフトコンタクトレンズの場合はBCが合わなくても
レンズ自体がやわらかく瞳にフィットしてくれるので違和感があまりなく、つけられることが多いです。
ですが、自分に合っていないBCのものを長時間装用すると
瞳が疲れやすかったり、頭痛などが起こる場合もありますので
できれば自分に合ったBCのカラコンを選ぶように心がけましょう。
一番重要なカラコンのPWRについて
PWRは「Power(パワー)」の略でコンタクトレンズの度数のことです!
※PやD、SPHと記載されているものもあります
そもそもカラコンを含めコンタクトレンズは視力を補正するためのものですので
度ありはもちろん、度なしのカラコンにも必ずPWRは記載されています。
通販サイトでカラコンは処方箋なしで買えることが多くあります。
ですが、カラコンを買う前は必ず眼科に行きましょう!
眼の健康を守るためには定期的に眼科に通うことが重要です。
視力が今以上に悪くならないために、
必ず自分にぴったり合った度数のレンズを使用しましょう。
自分に合ったカラコンを選ぼう
通販が普及して今は色んなカラコンが簡単に購入できる時代になりました。
だけどコンタクトレンズは高度管理医療機器として指定されている医療機器です。
自分の大切な瞳に入れるものなので、
どのカラコンが自分に合っているのか、ちゃんと理解して選べるようになりましょう。
色んな記号を理解することでもっと深くカラコンのことを知って
楽しいカラコンライフを送りましょう♪