ネットやドラッグストアで気軽に購入できるカラコンですが、「何歳から」などの年齢制限はありません。
カラコンには使用の年齢制限などは設けられておらず、最近では小学生から30代40代以降と幅広い年齢のユーザーも増えています。
例えば、日本眼科医会の2018年度の調査結果によると中学生・高校生のカラコン使用率が、2009年と比較して10%以上も増加していることが分かりました。
カラコンには年齢制限がなく、気軽にオシャレを楽しむアイテムとして利用する方も増えているのです。
今回は、カラコンの購入の際に年齢制限があるのか、何歳から利用できるのか、などの疑問についてご紹介します。
カラコンには年齢制限はある?
通販サイトや雑貨店で気軽に購入できるカラコンですが、明確な年齢制限は設けられていません。
カラコンに年齢制限がない理由は、適切な取り扱いが必要な「高度医療管理機器」に分類されているからです。
カラコンも視力補正用のコンタクトレンズと同様に「何歳から使える」といった決まりはありません。
▼高度医療管理機器についての詳細はコチラ
年齢よりも目の健康状態が大切
カラコンには明確な年齢制限は設けられていないので、未成年であっても使用が可能です。
カラコンの使用には年齢よりもむしろ「目の健康状態」の方が大切と言えるでしょう。
何歳であっても目の健康状態が悪ければ、カラコンを使用することができません。
反対に、目に異常がなければ、小学生であってもカラコンを使用することができるのです。
カラコンデビューの年齢は?
目の健康状態さえ問題がなければ使用できるカラコンですが、カラコンデビューの年齢としては中学生・高校生の割合が増えています。
公益社団法人日本眼科医師会が2018年に小学生から高校生までを対象とした「学校現場でのコンタクトレンズ使用状況調査」のデータによると、カラコンを使用していると答えた中学生は2018年度の回答で14.3%、高校生は同じく18.2%との結果になりました。
2009年以降の使用率のデータの推移は、次のとおりです。
【中学生でカラコンを使用していると答えた人】
- 2018年:14.3%
- 2015年:12.7%
- 2012年:4.4%
- 2009年:2.2%
【高校生でカラコンを使用していると答えた人】
- 2018年:18.2%
- 2015年:17.2%
- 2012年:11.6%
- 2009年:3.3%
上記の内容から、2009年度よりも2018年にかけて使用率が高くなっていることが分かります。
カラコンを使用しているユーザーの増加に合わせて、使用開始年齢も低くなっていると言えるでしょう。
データ参考元:公益社団法人日本眼科医師会(平成 30 年度学校現場でのコンタクトレンズ使用状況調査)
カラコンの購入には年齢制限がある?
カラコンの購入時には、年齢の提示や保護者の承諾書が必要になるケースも少なくありません。
カラコンは眼科を始め、ドラッグストア、カラコンショップ、通販サイトなどで購入することができます。
カラコンの使用に対しては年齢制限は設けられていませんが、未成年の場合は年齢確認などが求められることもあります。
取扱場所によっては保護者の同伴や承諾書が必要
ドラッグストアやカラコンショップによっては、購入時に年齢確認の代わりに処方箋の提出が求められる場合もあります。
また、購入するたびに同意書の記入を求められる店舗もあるようです。
未成年の場合は、購入の際に保護者の承諾書などの提出が必要な場合もあるため、店舗によって対応が様々です。
眼科によっては未成年の場合は、カラコン購入時に保護者の承諾書の提出を求められることがあります。
ネット通販を利用するときは?
サンシティのようなネット通販でカラコンを購入するときは、年齢確認や処方箋の提出などはありませんが、基本的に眼科や店舗で購入する時と条件は同じです。
未成年の場合は、保護者の了承を得てから購入するようにと商品購入の注意事項に記載があります。
保護者の承諾や年齢確認がないからネット通販を利用するのではなく、カラコンを安全に利用するためにも必ず眼科を受診して、保護者の了承を得てから購入するようにしてください。
▼ネット通販で初めてカラコンを購入するときの方法はコチラ
カラコンを通販で初めて買う人へ【カラコン初心者ガイド】
カラコンデビューするときの注意点
カラコンは年齢制限がなく、目の状態に問題がなければ何歳でも装着できます。
ただし、カラコンにはリスクもあるため正しい取り扱い方法を身につけることが大切です。
ここでは、カラコンデビューをするときの注意点について、次の3つをご紹介します。
①眼科を受診する
カラコンを使用する前には、必ず眼科を受診して目の健康状態を把握しておきましょう。
目の状態によってはカラコンが適さない場合もあるため、眼科で診てもらうことが大切です。
カラコンによって目のトラブルを引き起こす可能性もあるため、自己判断せず眼科を受診しましょう。
▼初めて眼科受診するときの流れはコチラ
カラコンで眼科に行くなら何て言えばいい?眼科受診の流れについて解説!
②正しい取扱方法に関する指導を受ける
眼科を受診した際に、カラコンの取り扱い方法についての指導があります。
レンズの洗浄方法や使用できる目薬の種類、定期検診の必要性など、カラコンを安全に使用するために必要な内容です。
不十分なレンズケアが原因で起こる眼障害などのトラブルの事例も増えているため、正しい取り扱い方法を知ってくことが大切です。
▼カラコンによって引き起こされる目のトラブルはコチラ
カラコンのトラブルまとめ!トラブル回避の方法と対処法
③定期的に眼科検診を受ける
カラコンを使い始めてからも定期的に眼科受診を受けることが必要です。
目の健康を維持するためにも3ヶ月に1回を目安に眼科を受診しましょう。
定期的に眼科を受診することで、トラブルを未然に防ぐことにもつながります。
カラコンを使用するなら眼科受診は忘れずに
今回は、カラコンの使用に関する年齢制限やカラコンデビューにおける注意点についてご紹介しました。
カラコンには年齢制限は設けられていませんが、年齢よりも「目の状態」が重要になります。
安全にトラブルなくカラコンを利用するためにも、必ず眼科を受診して健康な状態で使用することが大切です。
サンシティでは様々な種類のカラコンを取り扱っているので、ぜひ通販サイトでお気に入りのカラコンを探してみてくださいね!