年末年始や長期休暇を利用して旅行の計画を立てている方もいるかもしれません。
カラコン自体は機内への持ち込みは問題ありませんが、洗浄液や保存液を持ち込む場合は注意が必要です。
手荷物検査に引っかかってしまうとその場で没収されてしまう可能性も高いため、レンズケアができなくなってしまいます。
手荷物検査をスムーズにクリアして機内で快適に過ごすためにもカラコンの機内持ち込みのルールについて知っておきましょう!
今回は、カラコンの機内持ち込みのルールや機内で過ごす際の注意点について詳しく解説していきます。
カラコンの機内持ち込みはOK!
カラコン自体の機内への持ち込みには、国内線、国際線問わず制限がありません。カラコンをつけたままでも搭乗手続きが可能です。
パッケージに入った交換用レンズや保存ケースに入ったレンズを機内に持ち込むことができます。
カラコンは「高度医療機器」であり、国内線・国際線を問わず、持ち物検査などの保安検査で引っかかることはないので安心してください。
▼カラコンの高度医療機器についてはコチラ
カラコンの洗浄液や保存液は要注意
カラコン自体の持ち込みには制限はありませんが、カラコンの洗浄液や保存液に関しては注意が必要です。
国内線、国際線などフライトによっては持ち込みの制限があります。
国内線に関しては液体の持ち込みは問題ありませんが、国際線の場合は荷物量に制限があるのです。
国内線は持ち込み制限なし
国内線の場合は液体などの持ち込み量に制限がないので、カラコンの洗浄液や保存液を手荷物として持ち込むことが可能です。
手荷物検査の時に飲み物と同様、専用の機械を通して調べますが、荷物量に制限はありません。
国際線は持ち込み制限あり
国際線に液体物を手荷物として持ち込む場合は、「容器の大きさが100ml以内」というルールがあります。
カラコンの保存液や洗浄液などを持ち込みたい場合は、100ml以下の容器に移し替え、1リットル以下のジッパー付きの透明なプラスチック製の袋にまとめて入れておく必要があります。
国際線の場合は持ち込み制限があるため、トラベル用の小さな保存液や洗浄液を用意しておくことをおすすめします。
長時間のフライトはカラコンを外すのがベスト
国内線の短時間のフライトであれば、カラコンをつけたままでも問題ありませんが、長時間のフライトではカラコンを外すのがベストです。
長時間のフライトでカラコンを外した方が良い理由について見ていきましょう。
①機内の乾燥により目が乾燥する
上空を飛ぶ飛行機は機内の圧を調整するために空気を送り込んでいるため、地上と比べると空気が乾燥しています。
空気の乾燥により瞳も乾きやすくなるため、いつも以上に乾燥を感じやすい方もいます。
瞳が乾燥することにより目の痛みや充血などの症状が出る場合もあるため、長時間のフライトの場合はカラコンを外した方が快適に過ごせるでしょう。
②フライト中に睡眠をとる場合がある
海外旅行など長時間のフライトの場合、機内で睡眠をとることも少なくありません。
カラコンをつけたまま眠ってしまうと目を傷つけてしまうなどのトラブルの原因になります。
また、万が一トラブルが起こっても海外の眼科で診察を受けなければならないため、診察料金や言葉が通じないなどの面でも大変です。
短時間の睡眠であっても瞳への負担が大きくなるため、睡眠をとる時には必ずカラコンを外しましょう。
カラコンをつけたまま寝てはいけない理由については、下記の通りです。
③装着時間が長くなることがある
長時間のフライトになる場合、家を出る時から装着している場合は装着時間が長くなってしまいます。
カラコンの装着時間の目安は8時間ほどなので、フライト中に装着し続けることで瞳への負担が多くなることが考えられます。カラコンを外さない場合は、装着時間を把握しておく必要があるでしょう。
▼カラコンの装着時間についてはコチラ
ワンデーカラコンの装着時間の目安は?20時間以上装着できる?
機内で快適に過ごすための方法
国内線、国際線問わず、カラコンをつけたまま機内で過ごす時は、瞳の乾燥対策が重要になります。
いつも以上に乾燥しやすい環境になるので、トラブルが起こらないようにメガネを持参しておくなどの準備をしておくと安心でしょう。
ここでは、機内で快適に過ごすための方法についてご紹介します。
機内ではメガネで過ごす
長時間のフライトに限らず、飛行機内は地上に比べて乾燥しています。瞳も乾燥しやすい状態になるので、トラブルを防ぐためにもメガネで過ごすことをおすすめします。
目薬を常備しておく
飛行機内の乾燥から目を守るためには、目薬を常備しておきましょう。カラコン専用の目薬を準備しておくと安心です。
目薬を用意するときは、必ずカラコン専用の目薬を選ぶようにしてください。治療目的の目薬を使用するとカラコンが変形したりする恐れがあります。
▼カラコン用の目薬の選び方はこちら
予備のレンズを用意しておく
長時間のフライトや海外旅行に行く際には、予備のレンズを用意しておくと安心です。カラコンは海外でも購入できますが、日本の基準とは異なり安全である保証はありません。
目のトラブルの原因になることもあるため、使い慣れたレンズの予備を持っていきましょう。予備のレンズを持っていく際には、必ず手荷物に入れておくこと。海外の空港では預けたスーツケースが紛失される恐れもあるためです。
飛行機に乗るならワンデータイプのカラコンがおすすめ!
今回は、飛行機内のカラコンの持ち込みや注意点について詳しくご紹介しました。
カラコン自体は国内線、国際線問わず機内に持ち込みが可能です。洗浄液や保存液などの液体については、国際線は持ち込み量に制限があるため注意しましょう。
旅行の際は、レンズケアが不要で使い捨てのワンデータイプのカラコンがおすすめですよ!機内でレンズケアができなくても、ワンデーカラコンなら衛生面でも安心です。
サンシティではさまざまな種類のワンデーカラコンを取り扱っているので、ぜひお気に入りを探して見てくださいね!