メイク感覚で楽しめるカラコンですが、目の乾燥が気になる方も多いはず。目の乾燥は放っておくとトラブルの原因になるため、正しく対処することが必要です。
カラコンの乾燥が気になる方は、乾燥しにくいレンズを選ぶと快適に過ごせますよ!今回は、カラコンで気になる目の乾燥や乾燥対策、乾燥しにくいカラコン選びのポイントについて解説していきます。
カラコンで目が乾燥する原因
カラコンで目が乾燥する原因としては、長時間のパソコンやスマホの操作などが挙げられます。また、冬場は暖房などの風で空気が乾燥し、カラコンが乾燥しやすくなります。ここでは、カラコンで目が乾燥する原因について見ていきましょう。
エアコンの風で目が乾燥する
暖房や冷房などエアコンにより湿度が下がり、空気が乾燥します。空気の乾燥により涙が蒸発しやすくなり、目が乾燥してしまうのです。特にエアコンの吹き出し口付近や車内など、風が直接当たる場合は乾燥が酷くなりやすいため要注意です。
パソコンやスマホを長時間使用する
パソコンやスマホなどモニター画面を見続けていると無意識のうちに瞬きの回数が減ってしまいます。瞬きの回数が減ることにより、涙の分泌が減少し乾燥してしまいます。職場でパソコンを長時間使用する方は、時々目を休めたり、目薬を差すなどの対策をしましょう。
含水率の高いカラコンを使用している
カラコンのレンズには、含水率と呼ばれる水分の割合を表したものがあります。レンズと含水率の割合は下記の通り。
- 50%以上:高含水率
- 50%以下:低含水率
高含水率のレンズには水分が多く含まれているため、レンズが乾燥した際に目の水分を奪い、目が乾燥する特徴があります。
【関連記事】
カラコンの含水率ってなに?レンズの選び方を解説!
レンズが汚れている
毎日レンズケアを実施しても空気中のほこりや花粉などが付着し、レンズが汚れてしまうことがあります。レンズが汚れると乾燥を引き起こし、ゴロゴロ感や視界がぼやける原因になるでしょう。
また、2WEEKやマンスリーのカラコンは、ワンデータイプと比較すると汚れが蓄積しやすいため、使い捨てのワンデーカラコンと比べて、より丁寧なケアが必要になります。
カラコンの乾燥を予防するためには?
カラコンの乾燥は不快感だけでなく、目のトラブルを引き起こすにつながります。目が乾燥すると目を保護する涙の成分が少なくなるため、角膜が傷つきやすくなります。角膜に傷が付き、そこから細菌やウイルスが入り込んで炎症を起こす可能性もあります。
目をトラブルから守ためにもカラコンの乾燥を予防するための方法をご紹介します。
カラコン専用の目薬を使用する
目の乾燥を感じたら目薬を差して水分を補うことも方法の一つ。1日に数回ほど目薬を使用することで、目の乾燥を緩和できます。
ただし、カラコンを使用しているときは「カラコン専用の目薬」を使用してください。市販の目薬の中には防腐剤が含まれており、カラコンへの使用が不向きなものもあります。
【関連記事】
装着液を使う
装着液とは、カラコンを装着する際にレンズに垂らして使用するものです。カラコンを装着しやすくするものですが、乾燥や汚れを防止してくれる効果も期待できます。
装着液は目とレンズの間に水分が止まってくれるので、乾燥を防ぐことができます。カラコンの装着前に使用することで、乾燥対策にもつながります。
【関連記事】
エアコンの風が直接当たらないように注意する
職場などエアコンを使用している場合は、エアコンの風が直接当たらないようにしましょう。顔に風が当たることで目の乾燥だけでなく、お肌も乾燥し負担がかかってしまいます。エアコンの吹き出し口の方向を変えたり、机の位置を変えるなど、直接当たるのを防ぎましょう。
目が乾燥しにくいカラコン選びのポイント
カラコンの乾燥が気になる方は、乾燥しにくいカラコンを選ぶことが大切です。ここでは、目が乾燥しにくいカラコン選びのポイントについて解説していきます。
低含水率のカラコンを選ぶ
低含水率のカラコンは、カラコンに含まれる水分が少ないため、目が乾きにくい特徴があります。「高含水レンズ」の方が水分が多く潤うように思えますが、レンズが乾燥した際に目の水分を奪ってしまうため、余計に乾燥してしまうことも……!
目の乾燥に強い低含水レンズであれば、ドライアイの方でも快適に長時間の使用ができますよ!レンズを選ぶ時は、含水率にも注目してみましょう。
酸素透過性の高いカラコンを選ぶ
目が乾燥すると瞳に行き渡る酸素の量も減少します。酸素の量が減ると様々なトラブルの原因にもなってしまいます。レンズの酸素の通しやすさを「酸素透過率」と表し、酸素透過率が高いほど瞳に多くの酸素が行き渡るため、目の負担を軽減できます。目の乾燥が気になる方は、酸素透過率の高いレンズを選びましょう。
ワンデータイプのカラコンを選ぶ
使い捨てのワンデータイプのカラコンはレンズケアが不要なので、いつでも清潔な状態で装着できます。2EEKやマンスリーはレンズケアが必須であり、レンズケアがしっかりできていないと花粉やホコリなどの汚れが蓄積してしまいます。汚れなどによる乾燥が気になる方は、ワンデータイプのカラコンを選ぶことをおすすめします。
乾燥しにくいカラコンで快適に過ごそう
今回は、カラコンで気になる目の乾燥や乾燥対策、乾燥しにくいカラコン選びのポイントについて解説しました。エアコンの風や長時間のパソコンの操作など、目の乾燥が気になる時もありますよね。
目の乾燥はトラブルの原因にもつながるため、乾燥しにくいレンズ選びや目薬などのアイテムで対策をしましょう。サンシティの通販サイトでは、低含水レンズのカラコンも取り扱っているので、ぜひ探してみてくださいね★