「1ヶ月タイプのカラコンを月に数回しか使わない場合でも1ヶ月で捨てるべき?」
「月に数回の使用だと使用日数が1ヶ月未満だから、1ヶ月以上使えるのでは?」
カラコンには使用期限が決まっており、パッケージを開封してからの期間になります。1ヶ月タイプのカラコンは、パッケージを開封してから最長1ヶ月間使用できるレンズであり、実際に使用した日数ではありません。
そのため、装着した日で数えるのではなく、装着していない日があっても1ヶ月経てば新しいカラコンに交換が必要です。今回は、1ヶ月タイプのカラコンの使用期限や期限を守らない場合について詳しく解説していきます。
1ヶ月タイプのカラコンの使用期間は?
1ヶ月タイプのカラコンの使用期限は、パッケージを開封してから1ヶ月です。1ヶ月の間に使用しない日があっても、1日とカウントします。1ヶ月タイプのカラコンは、30回使用できるわけではなく、開封してから1ヶ月間しか使用できません。使用頻度が少なくても、開封から1ヶ月が経過したら新しいレンズと交換しましょう。
レンズケアをすれば1ヶ月以上使える?
1ヶ月タイプのカラコンは使用後にレンズケアが必要になります。レンズケアをしっかり行なっていても1ヶ月の使用期限は変わりません。1ヶ月タイプのカラコンは1ヶ月間の使用を想定して作られています。
レンズの見た目が綺麗な状態であっても長期的な使用により細菌が繁殖している可能性も高いです。目のトラブルを防ぐためにも使用期間を守りましょう。
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使用期間まで持たない場合もある
カラコンの使用状況によっては決められた使用期間まで持たないケースもあります。例えば、カラコンを装着したままプールや海水浴など水の中に入ったり、目をよく擦ったりする場合は、レンズが早く劣化します。
特に水道水などの水の中ではアカントアメーバーと呼ばれる細菌が付着する危険性があり、細菌による眼障害を引き起こす可能性も高いです。プールや海水浴を楽しむ場合は、1ヶ月タイプのカラコンではなく、使い捨てのワンデーカラコンを使用しましょう。
カラコンの保存期間と使用期間の違い
カラコンには保存期間と使用期間の2つの期間があります。
- 保存期間:未開封の状態適切に保管した場合の使用期限
- 使用期間:パッケージ開封後に使用できる期間
保存期間は、直射日光を避け適切に保管された場合であればいつでも使用できる期間です。ただし、適切な状態で保管しても使用期間を過ぎたものは使用を避けましょう。カラコンの保存液の成分が変化やレンズの変形など、安全に使用できない場合もあります。
<種類別>カラコンの使用期限
ここまで1ヶ月タイプのカラコンの使用期限を中心に解説してきましたが、他のタイプの使用期限も合わせてチェックしておきましょう。
ワンデーカラコン
ワンデーカラコンの使用期限は1回限りです。1日ではなく「1回限り」になります。装着して一度外した場合は、同じレンズは装着できません。付け直しで一回外した場合も、新しいレンズに付け替えましょう。
2weekカラコン
2weekのカラコンの使用期限はパッケージを開封してから14日間です。開封してから14日間はレンズケアを行うことで連続使用ができます。ただし、1ヶ月タイプのカラコンと同様に装着していない日があっても14日が経過したら新しいレンズに交換しましょう。
使用頻度が低いならワンデーカラコンがおすすめ
1ヶ月タイプのカラコンは使い捨てのワンデーカラコンと比較してコスパも良いでしょう。ただし、1ヶ月に数回程度しか使用しない場合は、使い捨てのワンデーカラコンがおすすめです。
しっかりレンズケアを行なっていても保管したレンズに細菌が増殖し、眼障害を引き起こす可能性もあります。「カラコンは休日だけしか使わない」「遊びに行くときにつけるだけ」であれば、レンズケアの手間や衛生面、そして安全面を考慮してワンデーカラコンを選びましょう。
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カラコンの使用期限を守って安全に楽しもう
今回は、1ヶ月タイプのカラコンの使用期限や期限を守らない場合について詳しく解説しました。1ヶ月タイプのカラコンは、30回使えるわけではありません。
使用頻度関係なく1ヶ月が経過したら新しいものに交換が必要です。使用期限はカラコンの耐久性や性質から定められている期間であり、守らずに使い続けると眼障害などのトラブルを引き起こします。おしゃれを楽しむためにもカラコンの使用期限を守り、安全に使用しましょう。