カラコンは、爪が長い場合でも取り外しができます。
しかし、短い爪よりも雑菌が多く、目を傷つけるリスクが高いのも事実です。
専用器具を使用するなど工夫し、カラコンとネイルを一緒に楽しみましょう。
今回は、カラコンの間違った外し方やネイルをしながらカラコンを楽しむ方法などをご紹介します。
爪が長くてもカラコンの取り外しは可能
爪が長い場合でも、カラコンの取り外しはできます。
しかし、カラコンを取り外す際は、いくつかの注意点があります。
爪と手をよく洗う
手には雑菌が付きやすいです。
カラコン以外にスマホなどさまざまなものに触れる機会が多い爪を含めた手指は、とくに綺麗に保つ必要があります。
石けんで手のひらから指、爪の間まで丁寧に洗いましょう。
手洗いの詳細は、以下の関連記事で詳しくご紹介します。
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指の腹でレンズを外す
カラコンのレンズを外す際は、指先の柔らかい部分を利用しましょう。
無理に力を入れてレンズを取る行為は、レンズの変形や破損を招きます。
目に力が加わり、眼球を傷つける場合も。
レンズや目を傷つけないためにも、指の腹を使って優しく触れるよう心がけましょう。
カラコンの外し方の詳細は、以下の関連記事で詳しくご紹介します。
カラコンの間違った外し方
カラコン使用時に間違った外し方をご紹介します。
間違った外し方は、レンズや目を傷つけるでしょう。
カラコンの取り扱いは、今から見直すのも遅くはありません。
カラコンの間違った外し方をしていないか、以下でチェックしてみてください。
爪でカラコンを取る
爪でカラコンを取る行為は、カラコンを傷つけます。
傷が入ったカラコンは割れる危険性が高まるでしょう。
カラコンの装用中に割れた場合、目を傷つける恐れも。
大切なカラコンを長く使い、目を傷つけないためにも、爪でカラコンを外すのは避けましょう。
綿棒でカラコンを取る
綿棒でカラコンを取った際、綿棒の繊維が目に残る場合があります。
残った繊維で目がゴロゴロしたり、繊維を取る作業中に目を傷めたりとデメリットが多いです。
また、綿棒でカラコンを取り外す行為は、指先を使って取るよりもレンズが不安定なため、カラコンを落とすリスクが高まります。
さらに、綿棒の使用でカラコンに強い力が加わると、レンズの変形や着色が取れる場合も。
綿棒でカラコンを取るのは止めましょう。
長い爪はリスクが高い
長い爪でもカラコンは取れます。
しかし、さまざまなリスクを招くのも事実です。
目に雑菌が入る
さまざまなものに触れた手や爪には、目に見えない雑菌や汚れがたくさん付着します。
特に爪は、長ければ長いほど汚れが入り込むため、多くの雑菌の繁殖も考えられるでしょう。
また、汚れた手で目に触れた場合、目の痛みなどのトラブルにつながる恐れがあります。
目を傷つける
長い爪と短い爪では、爪に触れる確率があがるのは長い爪です。
角膜に傷が付くと、細菌が侵入し、感染症などさまざまなトラブルを招く場合も。
目の表面の傷から細菌やカビが感染し、潰瘍ができる眼障害の1つに角膜潰瘍があります。
カラコンなどの無理な使用が原因で発症しやすく、治療後も角膜の濁りや視力障害が残る可能性が高いです。
レンズを傷つける
カラコンを容器から取り出す、カラコンを着けるなどの動作時に爪が長いと、レンズに傷が付くでしょう。
傷ついたレンズは、目のなかで割れるなどトラブルを招く恐れがあります。
上記を踏まえ、爪はなるべく短い方がリスクが減り安全です。
ネイルをしながらカラコンを楽しむ方法
目と爪のおしゃれを同時に楽しみたい方へ!
以下では、ネイルとカラコンを同時に楽しむ方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてください!
専用器具を使用する
レンズや目に手が触れないために、衛生的で安心な道具を使うのも1つの手。
付属の専用ケースに入れて持ち運べば、外出先でも清潔な状態を保てるでしょう。
コンタクトレンズ販売店や、通販サイトなどで手軽に購入できますよ!
付け爪を使用する
カラコン使用後に付け爪をする、付け爪を外したあとにカラコンを外すなど工夫すれば、レンズを傷つける心配がありません。
手間がかかりますが、付け爪でおしゃれを楽しむのも良いでしょう。
爪を短くしてネイルする
目への影響を優先するならば、爪を短くしてネイルを楽しむのも1つの方法です。
カラコンを容器から取り出す、カラコンの付け外しの際にレンズや目に傷が付くのを防げます。
爪を短くする場合は、爪の先端を丸く滑らかな状態に切るとより安全です。
工夫してネイルとカラコンを楽しもう[結びの章]
長い爪でもカラコンは取り外せます。
ただし、間違った取り外し方法では、長い爪で目やカラコンを傷つけるリスクが高まるため、爪は短い方が安全でしょう。
どうしても爪を伸ばしたい場合は、専用器具の使用などで長い爪でもカラコンを楽しめます。
工夫を凝らして、カラコンと爪のおしゃれを楽しみましょう。