「カラコンで失明する」なんてウワサを聞いたことがある人も多いかもしれません。
実は、カラコンの間違った使い方などが原因で、最悪失明してしまうこともあるんです!!
カラコンの扱い方によっては失明のリスクを高めてしまうので、注意が必要です。
今回は、カラコンによるレンズ障害と予防法について解説します!
カラコンで失明するってホント?
「カラコンで失明した」などの書き込みをネットで見たことがある人もいると思います。
カラコンで失明するなんて信じられない人もいると思いますが、失明することもあるんです!!
すぐに失明するわけではなく、異常を放置していたり、正しいケアができていないなど、様々な要因が重なり失明に至ります。
間違えた使い方により失明のリスクが高くなる
最近ではカラコンをメイク感覚で使う人も多く、通販サイトなどで気軽に購入できます。
そのため、間違った使い方により失明のリスクを高めてしまっていることがあるんです!
カラコンは日本では「高度医療管理機器」に指定されており、使い方を間違えると健康に悪影響を及ぼすものとして扱われています。
カラコンを使うことが原因ではなく、カラコンの使い方やお手入れ方法などが原因となり、失明などのトラブルを起こしてしまうことが多いんです。。。
最悪失明してしまう
カラコンだけでなく、コンタクトレンズは目に負担をかけてしまうものです。
実は、自覚症状がないだけで目に細かい傷やレンズの汚れなどによって、病気が進行してしまっていることもあります。
眼科の定期検診を受けない、異常を放置してカラコンを使い続けるなどにより、最悪の場合失明してしまうことも珍しくありません。
カラコンで失明のリスクを高める行動とは?
すでにカラコンを使っている方の中には、知らない間に失明のリスクを高める行動を取ってしまっている方もいるかも!!
ここでは、カラコンの失明リスクを高める行動について見ていきましょう!
眼科の定期検診を受けていない
視力が良い方もカラコンを使用するのであれば、眼科の定期受診は受けましょう!
通販サイトでは処方箋なしで購入できますが、自分では目の健康状態を把握するのは難しいです。
定期検診を受けることで異常の早期発見にも繋がり、安心してカラコンを使用できますよ!
また、カラコンの正しい取り扱い方法やお手入れ方法なども教えてもらえます♪
目の異常や違和感を放置している
「カラコンを装着していると目がゴロゴロする」なんて人も多いと思います。
カラコンを使用することにより、目に傷がついてしまい違和感につながっていることも…!
違和感を覚えたらカラコンを外して、すぐに眼科を受診しましょう!
また、充血しているときはすぐに外し、目薬などを使用せず、眼科で診てもらうことが大切です。
カラコンのお手入れをせずに使用し続けている
ワンデータイプのカラコンは使い捨てですが、もったいないから使い続けている人もいるかもしれません。
使用期間を過ぎたカラコンは、目に悪影響を及ぼす可能性が高いため、使用期間を守って使うようにしましょう。
また、カラコンを洗浄せずに保管したり、装着したまま眠ってしまったり、間違えた使い方をしている人も要注意!!
しっかり洗浄せずに使い続けることで、目の角膜が感染を起こし、失明を引き起こしてしまいます。
安全性の低いカラコンを使用している
日本で販売されているカラコンは、高い安全基準をクリアした承認レンズです。
しかし、個人輸入したカラコンなどの中には、安全性が低いものもありトラブルの原因になることもあります。
カラコンの色素が目の表面に当たり、目を傷つけてしまうこともあるんです。。。
▼カラコンの安全性をチェックするためには?
カラコンが原因で起こるレンズ障害とは?
カラコンの間違えた使い方などによって、レンズ障害と呼ばれる目の病気になってしまうことがあります。
ここでは、レンズ障害の主な4つの病気について見ていきましょう!
角膜上皮障害
目の表面には角膜と呼ばれる組織があり、ここにコンタクトレンズを載せます。
レンズが合わなければ、角膜に傷がついて痛くなったり、ゴロゴロとした違和感の原因になるのです。
カラコン装着時の痛みや違和感は、レンズが合っていないことが原因であることが多いため、自分の目の形に合ったカラコンを使用することが大切。
また、コンタクトレンズの表面の汚れが角膜につくことで、目の表面が傷つき、炎症を起こすこともあります。
感染症
レンズにばい菌などが付着して、それが角膜につくことで目が感染を起こします。
目の表面に感染を起こすと、角膜が白くなり失明状態に…。
レンズの汚れだけでなく、レンズケースの汚れなども原因になることがあるので、清潔に保ちケアを続けることが大切です。
低酸素
目は空気中の酸素を栄養として吸収しているため、カラコンにより低酸素の状態になります。
最近では酸素透過性が高いカラコンも販売されていますが、使い方を間違えると低酸素を起こしてしまうのです。
例えば、装着時間が異常に長い、装着したまま寝てしまうなど…。
目の表面が酸素不足になってしまうと充血したり、角膜が炎症を起こし水ぶくれを起こしやすくなります。
カラコン障害
カラコン障害とは、カラコンによって起こる目のトラブルのことです。
最近では少なくなっていますが、古い製造方法のカラコンは、カラコンの色素が目に触れ、目の表面を傷つけてしまうことがありました。
また、酸素を通さない素材で作られているものもあり、充血などを引き起こすこともあったようです。
カラコンを購入するときは、カラコンの製造方法にも注目してみてくださいね!
カラコンによるレンズ障害を予防するためには?
カラコンの使い方によっては、目に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
カラコンが引き起こすレンズ障害は、正しい使い方や知識を持っていれば防げることも多いです。
レンズ障害を予防するための方法について、知っておきましょう♪
眼科の定期受診を受ける
視力が良い人も眼科の定期受診を必ず受けるようにしましょう。
カラコンをメイクやオシャレの一部として利用している人も多いですが、健康状態が悪化してしまっては意味がありません。
よりオシャレを楽しむためには、自分の目の健康状態を把握して、目に合ったカラコンを使うことが大切です★
異常や違和感は放置しない
カラコンを装着しているときに目に異常を感じたら、放置せず眼科を受診しましょう。
「大したことない」と思っていても、病気の前兆だったりすることもあります。
目の病気は自覚症状が乏しく、知らない間に進行してしまっていることもあるので、違和感があればすぐに診てもらってくださいね♪
正しいお手入れをしっかり行う
ワンデータイプのカラコンは使い捨て、マンスリーは洗浄して保管するなどお手入れ方法が決まっています。
2weekのカラコンを1ヶ月ほど使い続けているという話も聞きますが、期間を過ぎての使用は控えましょう。
また、レンズの洗浄だけでなく、レンズケースの汚れなどもレンズ障害の原因になります。
コンタクト用品は常に清潔に保ち、正しい方法で保管することが大切です。
カラコンは正しい使い方で楽しもう
間違えた使い方でカラコンを使い続けると、最悪の場合、「失明」してしまうこともあります。
目の病気は進行が早く、取り返しがつかないことも多いので、早期発見と予防が大切です。
カラコンは通販サイトで気軽に購入できますが、眼科の定期検診などをしっかり守り、目の健康を維持しながら使うようにしましょう!